シリアル通信用ラインモニター

RS232C/422/485/TTLを標準搭載

シミュレーション機能対応

パソコンソフトも標準装備

エラー、ブレークデータ送信可能

信号電圧計測対応

高機能モデルはI2C、SPI、Modbusプロトコル対応

標準モデル:SA-120、高機能モデル:SA-320


4.3インチTFTカラー液晶、タッチパネル方式を採用したことにより、高い視認性と操作性を実現。初めての方にも簡単に操作が行えます。タッチパネルは産業機器用のタッチパネル式表示器と同じ抵抗式を採用。付属のタッチペンを使用すれば手袋操作も可能。


標準でRS232C、RS422/485、TTLをサポート。
最高通信速度はSA-120が1.024Mbps、SA-320は最高3.15Mbps。任意速度は高精度クロックジェネレータにより有効数値4桁対応、あえて通信速度をずらして動作確認も可能。RS422/485はソフト切替可能な終端抵抗内蔵。データ保存は内蔵メモリまたはUSBメモリに対応。内蔵メモリによりUSBメモリ持ち込み禁止エリアでも保存作業可能。


はがきサイズの145 × 96 × 27mmのコンパクトサイズ。
出張時の持ち運びや、机上での操作も邪魔になりません。
従来型とほぼ同サイズにて大きく機能を拡張しました。


機器同士の状態を確認するラインモニター機能はもちろん、送信するシミュレーション機能にも対応。
シミュレーション時にはあらかじめ登録した送信内容が、画面下部に表示され、間違うことなく送信できます。
送信データは最大50個登録ができ、容易に切り替え可能。また、登録方法も入力しやすい専用キーが表示され、コード表を見ながら入力する必要がありません。(TTLシミュレーションは高機能モデルのみ)

シミュレーション画面
送信データ登録

シミュレーションではエラー、ブレークも送信可能で異常時の動作確認も可能。また、誤り検出用のCRC、LRCを自動作成することも可能。

エラー登録
CRC登録

「何故か通信しない?」このような場合の原因の一つにお互いの通信設定が異なっている場合があります。、「通信解析」機能を使用すると、お互いの設定が解析でき、通信速度、データ長、パリティ、ストップビットの違いを表示します。解析の結果、複数の設定が該当する場合は複数表示されます。パソコン型ラインモニターでは困難な、専用機ならではの機能です。全機種、最高921.6kbpsの通信速度に対応。(ASYNC、MODBUSプロトコルに対応)


時刻、アイドル時間(無通信時間)の表示が可能。
時刻は年月日 時分秒を表示し、アイドルは0.1、0.01、0.001秒の単位にて表示が可能。SA-320は0.0001秒にも対応。
通常データとは色違いで表示され、見やすくなっています。
「フレーム」表示モードを使用すれは、SD,RD毎に改行した表示も行えます。

日時、アイドル表示
フレーム表示

RS232Cの制御ラインRS,ER,CS,DR,CD,CIの全ラインが同時にモニタおよび取込みが可能。
ラインは「線型」と「塗込型」の2種類のパターンから選択。


設定した条件になると動作するトリガー機能に対応しています。トリガー機能を使用すれば、一定間隔で送信したり、指定日時での開始/停止、外部入力での開始/停止が行えます。
トリガーは最大8パターンの設定が可能。また、トリガー履歴を使用すれば、発生した日時も容易に把握できます。

トリガー設定
トリガー履歴表示
トリガー 条件設定
トリガー 動作設定

各種通信データが表示できます。
・受信数
・エラー発生数
・トリガー数
・電圧(RS232C:8信号、TTL:4信号)*1


自動保存機能を使用すれば内蔵メモリまたはUSBメモリに長時間のデータを保存することができます。
日時データ有効にて保存すれば障害が発生した時刻のデータも容易に解析ができます。(ファームウェア2.230以降)

USBメモリのサイズは最大32Gバイト(FAT32)となります。

1kバイトのデータを1m秒間隔で通信した場合の保存時間

通信速度内蔵メモリ(保存用)32Gバイト USBメモリ
9600bpsSA-120:約7時間
SA-320:約14時間
約80日間
115.2kbpsSA-120:約33分
SA-320:約66分
約6.5日間
1MbpsSA-120:約4分
SA-320:約8分
約20時間

SA-320にて対応。
RS232C、TTLラインの信号波形が取り込めます。また、波形には受信文字も付加され解析も容易となります。
RS232Cはサンプリング周波数500kHzにてアナログ波形も表示可能。簡易オシロスコープとして機能しノイズ観測等に役立ちます(ファームウェア2.211以降)*1

デジタル波形
デジタル+アナログ波形

SA-320ではASYNCに加えI2C、SPI、Modbusプロトコルに対応。Modbusは翻訳表示にも対応。

I2C
SPI
Modbus
Modbus翻訳

パソコンリンクソフト(機能制限無し)を標準で付属しました。本ソフトを使用することにより、パソコン内に大容量データの保存が可能となります。Windows11対応。
主な機能
・アナライザーのリモート操作
・アナライザー設定の編集、読込、保存
・モニターデータのリアルタイム表示、大容量データの自動保存
・モニターデータの印刷、ファイル出力
・アナライザーのバージョンアップ
ComDataViewer2は無償で使用でき現場で取得したデータを社内や客先と共有することも可能です。

通常画面
ロジアナ画面

SA-120(標準モデル)  : ¥80,000.-

SA-320(高機能モデル):¥120,000.-

・タッチペン
・CD-ROM
(取扱説明書、パソコンリンクソフト収納)
・保証書
(収納バッグは付属しておりません)


SA-120、320 シリアルアナライザー本体は2年保証となります。既にご購入されたお客様も2年保証が適用されます。 2年保証は本体のみとなります。


*1)電圧、アナログ波形は目安レベルとなります。
・通信設定自動解析機能はデータにエラーが無い場合に機能します。
・タッチパネルはアナログ抵抗式です、タッチペンを使用するゲーム機と良く似た操作感となります。タッチパネルは指でも操作できないことはありませんが、付属しているタッチペンのご使用をお勧めします。
・紙媒体のマニュアルは付属しておりません、付属CD-ROM内のPDFマニュアルをご利用ください


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